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四月は君の嘘 感想

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bluetopaz178
ABEMAで放送後1週間、放送エピソードを無料視聴可能になったから、見ました。

オープニングの輝いた緑色の夜空がもの凄く美しい映像ですね。
何だろうね、こんなに綺麗で美しい夜空の映像はアニメでもあまり見かけないですね。
本当に良い。

有馬公生、宮園かをり、2人とも天才的な音楽家だから、分かり合える部分がたくさんあるんでしょうね。
お互いを支えないながら活動していく形になるけど。

その2人に入り込めないで悩む澤部椿。
異質は才能、立場では、なかなか協力できる部分が限られますね。
日常生活はそういうものですけど。

かをりのバイオリンの演奏と相座武士、井川絵見のピアノの演奏は圧巻だな。
聞き入ってしまった。
3人の想いが観客に届いて、圧倒されてましたもんね。

圧倒的な勇気と行動力と言葉の力を持ち合わせているかをり。

美しいBGMと独り言の台詞も印象的。

ED(第1話~第11話)のかをりと青空と桜の風景がほんわかして綺麗だなと思った。

後半はかをりの重い展開なり、結構見るのがきつい内容だった。

公生とかをりの2人で自転車に乗って涙を流しながら夜空の下を走っていくシーンは
もの凄く綺麗な映像だった。
かをりは可哀想だったんだけどね。

物語な進むにつれて上昇気流に乗るこうせいと下降していくかをり。
何とも切ない展開だ。

最終話の濃い青い空の下、水鏡の上のピアノ、公生のピアノ演奏と、かをりのバイオリンの演奏の競演(公生の空想?)
のシーンは幻想的で美しかった。

かをりがいなくなって、公生が受け取った手紙には、
かをりが5歳の時に公生のピアノ演奏を見て、バイオリンに転向したこと。
憧れの公生に近づくために、渡亮太を好きだという「嘘」をついたこと、
公生が好きだということが書かれていた。

人の人生を変えるほどの天才に憧れ、好きになる。
ある意味では王道なのかな。

天才が複数人出てきたけど、大元はみんな、有馬公生なんだよね。

前半の主人公は有馬公生、後半の主人公は宮園かをりのような感じだった。

でも、主体は、やっぱり、人生を颯爽と駆け抜けていく宮園かをりの物語なのかな。

有馬公生は語り部のような立場っぽい感じもしないでもない。
もちろん、存在しないと成り立たないけど。

2014年10月~2015年3月の放送だから、当時、見ればよかったな。
内容がクラシック音楽で、自分には馴染みが薄く、まったく詳しくない内容に感じたから、
他のアニメを優先させたかな?

感情的に余韻が残るアニメ作品はとても印象深いですね。
そう思うほど、素晴らしい内容のアニメ作品だったです。
内容はもちろんのこと、映像の美しさ、クラシック音楽の音、
オープニング、エンディングの曲の良さもね。
公生とかをりの「届くかな?届くといいな」っていうセリフも素敵だった。

たまたま、ABEMAで無料で見ることが出来る機会があり、大変うれしく思います。

かをりのような人には生きていてほしかったな。
アニメのキャラクターもそうだけど、自分の知っている人、知らない人、
誰でも、その人を見て、幸せだと想う人がいるものだ。
だから、いろんな人たちに生きていてほしい、生きていていいんだよね。
その人たちを見て、幸せだと想う誰かのために・・・。

そんなことを考えると、涙が出てくるかな?
たくさん涙を流した分だけ、優しくなるかな。
その優しさが、また、幸せを望む人、幸せになる人を増やしていく気がする。

この時期にこのアニメを見ることが出来て良かったかな。

新しい春間近の季節だからね。

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Posted bybluetopaz178